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木造柱の有効細長比

 木造の構造計算をこれまでにかなりの数出してきましたが、ごく稀に有効細長比の検討書を出せと言われます。横架材間距離が4.5m超えなければ105角の柱で問題ないのですが、それを明示せよと言うことなんでしょう。

 ただ、ここ最近は小屋の水平構面を船底のように上げて水平梁を無くしたいなんてご要望もちらほらあります。そうすると棟を支える柱が4.5mを超えるなんて事も出てくるわけで、細長比を意識する必要が出てきます。

 一方で、階高は耐力壁の幅によって制限を受けるので、そちらの検討もしないといけません。と言うよりも、ほぼこれで決まります。

 分かってやる分には良いですが、変わったことをするときは慎重にならないといけません。


p.s.法令文の中に最小二次率半径という言葉が出てきますが、聞いたことの無い言葉で、誤記のような気もしますが真相は分かりません。



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